2024水戸市の観光名所&穴場10選 <br/>秋の日帰りドライブや1泊旅に◎
更新日2024年08月01日/公開日2024年08月01日

2024水戸市の観光名所&穴場10選 
秋の日帰りドライブや1泊旅に◎

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歴史・文化を感じる

茨城県の県庁所在地・水戸市のおすすめ観光名所と穴場を10カ所ピックアップしてご紹介!

徳川御三家に数えられる水戸徳川家ゆかりの地・水戸市には、徳川家にまつわる名所がたくさんあります。広大な自然の中でダイナミックに遊べるスポットも充実。

秋の週末や連休に、日帰りや1泊で気軽に小旅行が満喫できますよ。ドライブ派のファミリーにもおすすめです。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください

千波公園

広い公園で思いっきり遊ぼう!

水戸市を代表する公園「千波公園」(せんばこうえん)。

市の中心部に位置し、千波湖とその周辺の緑地で構成されている公園で、市民の憩いの場として親しまれています。園内には水戸黄門の像も設置してあります。

千波湖には白鳥や黒鳥などの野鳥が生息。水鳥がちょこちょこと歩いている姿を見るだけでもとても癒されます。

湖畔は1周3kmでウォーキングやジョギングも楽しめます。噴水もあり、夜になるとライトアップもされてとても綺麗なんですよ。

また、公園の一角にある「少年の森」ではフィールドアスレチックを楽しめます。芝生広場にカラフルな大型遊具が設置されており、ターザンロープやネット遊具、クライミングなどで存分に体を動かして遊べます。

毎年夏に開催される「水戸偕楽園花火大会」の会場でもあります。

思い思いの過ごし方ができるスポットなので、家族みんなでおでかけしてみてください。

■スポット概要
所在地:茨城県水戸市千波町
アクセス:
車:①常磐自動車道・水戸IC、水戸北ICから約20分 ②北関東自動車道・水戸南ICから約15分
電車:JR常磐線、水郡線「水戸駅」北口からバス6番に乗車、「千波湖」バス停で下車
駐車場:あり

公式サイト

偕楽園

日本三名園のひとつ

竹林と杉林の幽玄なエリアへと誘う「一の木戸」
竹林と杉林の幽玄なエリアへと誘う「一の木戸」

「偕楽園」(かいらくえん)は茨城県水戸市にある日本庭園。岡山市の後楽園、金沢市の兼六園と並んで日本三名園のひとつに数えられており、水戸観光では外せないスポットです。

偕楽園は1842年(天保13年)に水戸藩の第9代藩主・徳川斉昭によって造られました。「領内の民と偕(とも)に楽しむ場にしたい」という徳川斉昭の思いから作られた公園で、今も春を中心にたくさんの人でにぎわいます。

「梅まつり」の頃の園内
「梅まつり」の頃の園内

園内には約100種3,000本の梅が植えられており、梅の名所としても有名です。梅の開花時期には「梅まつり」が開催されるほか、例年3月上旬から中旬にかけてはライトアップも実施されます。

そのほか桜や竹林、蓮(はす)、秋桜(こすもす)、樹齢約800年といわれる「太郎杉」という杉の木もあります。秋にはライトアップされた紅葉も楽しめます。

ツツジが咲く頃の「好文亭」
ツツジが咲く頃の「好文亭」

徳川斉昭自らが設計した「好文亭」という歴史ある建物も見どころのひとつ。

「好文亭」から見た春の庭
「好文亭」から見た春の庭

こちらは、徳川斉昭が領内の人々を集めて詩歌や慰安会を行った場所です。季節によって周りにある花の景色が変わり、どの季節に訪れても楽しめます。

■スポット概要
所在地:茨城県水戸市常磐町1
開園時間:①偕楽園本園:2月中旬~9月30日6:00〜19:00/10月1日~2月中旬7:00〜18:00 ※本園を除く区域は常時階本。イベント時は変更あり ②好文亭:2月中旬~9月30日9:00〜17:00/10月1日~2月中旬9:00〜16:30
料金:①偕楽園本園:15歳以上(中学生を除く)300円、小・中学生150円 ②好文亭:大人200円、子供100円
アクセス:
電車:JR常磐線、水郡線「水戸駅」北口からバスに乗車、「好文亭表門入口」「偕楽園東門・常磐神社北参道」各バス停から徒歩で3~5分
車:①常磐自動車道・水戸ICから約20分 ②北関東自動車道・茨城町東IC、水戸南ICから約20分
駐車場:あり

公式サイト

常磐神社

水戸黄門を祀る神社

「この紋所が目に入らぬか!」というセリフも有名な水戸黄門・徳川光圀公と第9代藩主徳川斉昭公を祀る神社が「常磐神社」(ときわじんじゃ)」です。

常磐神社は2人の徳を慕う多くの人によって、日本三名園のひとつ、偕楽園内に祠堂(しどう)が創立されたことから始まりました。

戦いによる火災でほとんどの建造物が焼失した歴史もありますが、1958年(昭和33年)に全国の崇敬者からの寄付により、現在の社殿が完成し、今にいたります。

境内には「義烈館」という歴史博物館があり、市内で唯一の木造の水戸黄門像があります。

ほかにも、水戸藩の資料や日本最大の陣太鼓など“水戸のすごいもの”を存分に堪能できますので、ぜひ親子で行ってみてくださいね!

■スポット概要
所在地:茨城県水戸市常磐町1-3−1
アクセス:
車:常磐自動車道・水戸ICから約15分
電車:JR常磐線、水郡線「水戸駅」北口からバスで約15分

公式サイト

弘道館

「水戸学」が育まれた藩校

「弘道館」(こうどうかん)は1841年(天保12年)に水戸藩の第9代藩主・徳川斉昭が開設した日本最大級の藩校。「水戸学」と呼ばれ、全国の藩校でも教えられていた独自の教育方針で人材育成を行ってきた場所です。

徳川家最後の将軍である慶喜も、幼少期に弘道館で学び、大政奉還後はここで謹慎生活を送りました。

弘道館の正門、正庁、至善堂は国の重要文化財に指定されています。

正門の柱には1868年(明治元年)の水戸藩の藩内抗争で最後の激戦といわれている「弘道館の戦い」の際についた弾痕が残されており、建造物の歴史を感じることができます。

また、来館者控えの間である「諸役会所」(しょやくかいしょ)には、迫力ある「尊攘」の掛け軸があります。

2015年(平成27年)には日本遺産にも認定された弘道館で、その歴史を感じてみてはいかがでしょうか?

■スポット概要
所在地:茨城県水戸市三の丸1-6−29
開館時間:2月20日~9月30日9:00~17:00/10月1日~2月19日9:00〜16:30
休館日:12月29日~31日
料金:高校生~69歳400円、小・中学生と70歳以上200円
アクセス:
車:常磐自動車道・水戸ICから約30分
電車:JR常磐線、水郡線「水戸駅」北口から徒歩で約8分
駐車場:あり(13台まで)

公式サイト

旧水海道小学校本館

外観だけでなく展示も必見!

「旧水海道小学校本館」は1881年(明治14年)に建築された擬洋風建築です。

擬洋風建築とは明治時代初期、西洋建築に影響を受けた大工棟梁により作られた、洋風、和風、中国風などさまざまな要素が混ざり合った建築のこと。そのため、一般的な洋館とは少し異なる外観です。

1921年(大正10年)、校舎の移転にともない本館も移築され、玄関部など旧様式を残しながら一部改造されました。

1971年(昭和46年)に当時の水海道小学校から本館が寄贈され、3年後に「茨城県立歴史館」がオープン。旧水海道小学校本館も一般公開されました。

現在、内部は資料館となっており、水海道小学校の歴史をたどることができます。

2013年(平成25年)からは「ちょっとむかしの教室」として、かつての小学校の教室を再現した展示が始まりました。

外観だけでなく展示もチェックして、昔懐かしい教室の雰囲気を味わってみてくださいね!

■スポット概要
所在地:茨城県水戸市緑町2-1-15
開館時間:9:30~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜(祝日の場合はその翌日)、年末年始(12月29日~1月1日)※GWや偕楽園の梅まつり期間ほか臨時開館あり
料金:①特別展開催期間:一般:610円、大学生320円 ②企画展開催期間:一般350円、大学生180円 ③通常期間:一般160円、大学生80円 ※高校生以下無料
アクセス:電車:JR常磐線、水郡線「水戸駅」北口から4番のりばから「桜川西団地」行きなど「偕楽園」方面行きバスに乗車(約10分)、「歴史館偕楽園入口」バス停で下車後、徒歩で約2分
車:常磐自動車道・水戸IC、水戸北スマートICから約15分
駐車場:あり

公式サイト

茨城県立歴史館

茨城県の足跡を辿る、自然に包まれた歴史館

1974年(昭和49年)に開館した「茨城県立歴史館」。歴史博物館と文書館の2つの機能をあわせ持ち、茨城県の歴史を物語る史料や公文書などが収集・保存されています。

常設展示では原始古代から近・現代までの資料を展示し、パネルで解説。

敷地内には移築・復元された江戸時代の民家建築や、明治時代の校舎「旧水海道小学校本館」などもあります。

庭園の散策や親子向けのイベントもおすすめ

また、四季折々の風景が美しい庭園を散策するのもおすすめ。なかでも、約50m続くイチョウ並木が有名で、晩秋には黄色い落ち葉の絨毯が広がります。

小学生対象の「歴史館探検ツアー」や、親子で参加できる「チャレンジ!昔のあそび」など、体験イベントも充実。例年11月頃には「歴史館いちょうまつり」も開催されますよ。

■スポット概要
所在地:茨城県水戸市緑町2-1−15
開館時間:9:30~17:00(最終入館16:30)※庭園開園時間:2月20日~9月30日6:00~19:00、10月1日~2月19日 7:00~18:00
休館日:月曜(祝日の場合はその翌日)、年末年始(12月29日から翌年1月1日まで)
料金:①特別展開催期間:一般:610円、大学生320円 ②企画展開催期間:一般350円、大学生180円 ③通常期間:一般160円、大学生80円 ※高校生以下入館無料、庭園は誰でも入園無料
アクセス:電車:JR常磐線、水郡線「水戸駅」北口から4番のりばから「桜川西団地」行きなど「偕楽園」方面行きバスに乗車(約10分)、「歴史館偕楽園入口」バス停で下車後、徒歩で約2分
駐車場:あり(無料)

公式サイト

くれふしの里古墳公園

はに丸タワーに登って、古墳群を上から眺めよう!

古墳時代後期〜6世紀後半のものと推定される円墳、前方後円墳、帆立貝形前方後円墳、合計16基もの古墳が集まっている「くれふしの里古墳公園」。

「牛伏古墳群」とも呼ばれており、狭い範囲にいくつもの古墳がある珍しい観光スポットです。

大きさや姿形が異なるユニークな古墳がたくさんあるので、親子で散策するだけでも楽しめます。

また、同公園のシンボルは高さ約17mの巨大なモニュメント「はに丸タワー」! なんと日本最大級の埴輪です。

背面の階段を上ると最上階に展望スペースがあり、園内の古墳を上から見られるほか、内原地区や朝房山、筑波山も望めますよ。

■スポット概要
所在地:茨城県水戸市牛伏町201-2
開園時間:終日開園。はに丸タワー9:00~17:00(10月1日~3月31日 16:00まで)
休園日:なし ※はに丸タワーは1月1日~3日の期間、入館不可
料金:無料
アクセス:
車:常磐自動車道・水戸ICから約10分
電車:JR常磐線「内原駅」からタクシーで約10分
駐車場:あり

公式サイト

水戸市森林公園

実物大の恐竜模型がお出迎え!広大な市民公園

水戸市の北西部、山根地区の丘陵地帯に広がる「水戸市森林公園」。1968年(昭和43年)、日本の元号が慶応から明治に改元された年から100周年になるのを記念して造られました。

水戸市主催で植樹祭が続けられており、約1万本もの木が市民の手によって植えられてきました。

約14ヘクタールの広大な敷地には、松林や雑木林、溜池など、長閑な里山風景が広がっています。

園内全体を巡るには約1時間ほど。山道が整備され、ハイキングコースになっています。

また、特徴的なのは14体もの恐竜模型があること! 古生代末期の原始恐竜をはじめ、新世代のマンモスまで、なんと実物大なんです。滑り台になっているものもありますよ。

そば打ち&とうふ作り体験も人気

園内にある「交流センター」では、予約制でそば打ちやとうふ作り、こんにゃく作りなどの体験ができ、親子におすすめ。

「森のシェーブル館」ではヤギ乳や牛乳を原料にしたチーズ、ソフトクリームが人気です。

■スポット概要
所在地:茨城県水戸市木葉下町588-1
開園時間:4月1日~9月30日6:00~19:00、10月1日~3月31日8:30~17:15 ※森の交流センター8:30~17:15
休園日:なし。園内施設は月曜(祝日または振替休日の時は翌平日)と年末年始(12月29日~1月3日)
料金:無料
アクセス:
車:常磐自動車道・水戸ICから約10分
電車:JR常磐線「赤塚駅」「内原駅」からタクシーで約20分
駐車場:あり(無料、500台)

公式サイト

水戸芸術館

世界的建築家が設計したシンボルタワーが目印

JR「水戸駅」からバスに揺られて約10分。車窓から不思議なモニュメントが見えてきたら、間も無く「水戸芸術館」に到着です。

同館は1990年(平成2年)に開館した複合文化施設。音楽(コンサートホール)、演劇(劇場)、美術(源田美術ギャラリー)と、3つの芸術分野を鑑賞するための専用空間で構成されています。

水戸芸術館のシンボルといえば、らせん形が特徴的なタワー。1989年(平成元年)に水戸市制100周年を記念して造られた、高さ約100mの建築芸術作品です。

総合設計を担当したのは、世界的な建築家・磯崎新(いそざきあらた)氏。内部構造をガラス張りのエレベーターから見ながら、展望室まで上ることができます。

食材や原料にこだわったレストランやカフェ、ミュージアムショップも併設されており、親子で一日芸術に親しめるおすすめのスポットです。

■スポット概要
所在地:茨城県水戸市五軒町1-6−8
開館時間:9:30~18:00(施設ごとに異なる。催事によって延長あり)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
料金:①現代芸術ギャラリー900円、高校生以下無料 ②タワー高校生以上200円、小・中学生 100円
アクセス:電車:JR常磐線、水郡線「水戸駅」北口からバスに乗車(約10分)、「泉町1丁目」バス停で下車後、徒歩で約2分
駐車場:あり(217台。30分まで無料、1時間まで200円、以下30分ごとに100円)

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水戸東照宮

徳川家康を祀り貴重な史料が現存する神社

JR「水戸駅」の北口から歩いて約5分の場所にある「水戸東照宮」。徳川家康公を主祭神とする神社で、市民には“権現さん”の愛称で親しまれています。

1621年(元和7年)水戸藩の初代藩主である徳川頼房公によって創建され、現在は頼房公自身も祀られています。

豪華絢爛(ごうかけんらん)な社殿は1962年(昭和37年)に造営されたもの。戦前に焼失した社殿は、旧国宝に指定されていたそうです。

頼房公が奉納した青銅の灯籠や、徳川光圀公の命で造られた銅製の鐘「常葉山時鐘」(ときわやまじしょう)、徳川斉昭公の「安神車」(あんじんじゃ:戦車のこと)など数々の文化財が残されており、貴重な史料として見ることができます。

■スポット概要
所在地:茨城県水戸市宮町2-5-13
参拝時間:6:00~17:00(受付:8:30~)
アクセス:
車:常磐自動車道・水戸ICから約25分
電車:JR常磐線、水郡線「水戸駅」北口から徒歩で約10分
駐車場:あり

公式サイト

水戸市では、「水戸黄門まつり本祭」をはじめ、親子におすすめのイベントも多数開催されています。楽しい旅のプランを練ってみてくださいね♪

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2019年4月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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